「Orange Spoon」に込めた想い
こんにちは。
米粉のグルテンフリー教室Orange Spoonの
駿河かおりです。
最近よく、「Orange Spoon」の由来は?
とお聴きされることが増えたので、
改めてご紹介させていただきます。
ここには一匙(ひとさじ)の物語
が込められています。
良かったらお読みくださいね。
一匙の物語
生まれて初めて食べたものを、
私たちは覚えていないけれど、
それを口に運んだことのあるあなたは、
沢山のドキドキと、
そして大きな喜びを覚えているはず。
一生懸命に、本を読みながら作ったおかゆ。
丁寧に取った出汁の、
さらに上澄みを、
慎重に慎重に小さな口に運んだ記憶。
・
・
それから、毎日、
365日、生きている限り続く「食べる」ということ。
本来ならば、
喜びに満ちているこの営みが、
体質や病気によって、制限され、
むしろ苦痛になってしまっている人もいること・・・。
・
・
ある時から、大事な家族の一員が
「食べる」ことにハンデを持ってしまったから、
私自身、食へ向けた姿勢が、
時に、辛く、重いものになってしまっていた。
そんな時にふっと頭の中に浮かんできた、
『Orange Spoon』のイメージ。
生まれて初めての一匙。
そして・・・・
悲しいけれど、
いつの日か、
最後となる一匙。
・
・
・
このスプーン、よく見ると笑っているのです。
それを、どんなに落ち込んでいても、
見ると自然に笑顔になれる色の、
オレンジ色を掛け合わせました。
「あれもこれも食べちゃダメだめ」から、
「あれも食べられる!」、
「これも食べられる!」へ。
そうしたら、食べる人だけでなく、
作る人や食卓が、つまり家族が笑顔になり、
暮らしに彩りが生まれると思うのです。
・
・
・
これから、「Orange Spoon」が伝えていくこと。
一緒に、初めて食べたおかゆ=お米の記憶を、
Orange Spoonとともに思い出してみませんか。
そのために、お米や米粉の美味しさや素晴らしさ、
『暮らしに栄養を与えるアイデア』を、
あなたにたくさんお話しして行きたいと思っています。
OrangeSpoon
駿河かおり