息子が生まれた日
米粉のグルテンフリー教室
Orange Spoonの駿河です。
当サイトへ来てくださり、
ありがとうございます。
さて、今回は、完全なるプライベート。
ちょっと思ったことを
書いています。
つい先日、我が家の長男が
成人式を迎えました。
ただし、生まれたのは、
1月後半なので、まだ19歳
なのですが(笑)
その息子が生まれた日の
ことを思い出しました。
一人目の子ども、ということもあり、
出産予定日の1カ月ほど
前から、私は実家へ帰省。
その日に備えていました。
ところが予定日3日過ぎても、
1週間過ぎても、
全く生まれる気配なし。
そして、絶対予定日に生まれる!
と変な確信のあった私たち
夫婦でしたので、
それに合わせて、
実家まで飛んできてくれた
夫は、何もすることなく、
文字通りトンボ帰り(笑)
その後、10日遅れの
陣痛がドン!!ときて、
私のお産は急に始まりました。
ところがところが・・・・
またそこからの長いこと!
なんと36時間の超長丁場の
お産となってしまいました。
あいにく九州にしては
珍しい大雪。
私が病院に入ったことは
父が夫へ電話連絡してくれました。
そして、いよいよ
痛みもクライマックス!!
という時、
なんと、病室に夫の姿が!!
父の電話を受け、
スーツ姿のまま、
飛行機に飛び乗ったそうです。
でも、その時の私には、
もう夫を気遣う余裕ゼロ。
ごめんね、夫(笑)
そして30時間が
過ぎたころ、
やっと分娩台に
上がるのですが、
そこからが想像を絶する
辛さでした・・・・
先生や看護師さんたちが、
やたらと
『お母さん、よーく深呼吸して』
を、何度も言うなあ、
とは思っていたんです。
あとで聞くと、
なんとへその緒が
息子の首に2重巻きに
ぐるぐるになって
いたらしく、
そのために降りてこれない
ばかりか、酸素も足りない
状態。
命綱は、へその緒を通じて
渡す、私の呼吸だけ。
そして、後から聞いて
気絶しそうになったのですが、
途中、赤ちゃんが
どうしても降りてこないので、
先生が、自身の腕をお腹へ入れ、
へその緒の絡まりを
ほどいてくれたそうなんです。
そのころは、私も意識が
数秒ごとに遠のく、
という感じでしたので、
痛さとかは無かったのですが、
後で聞いて恐ろしくなりました。
・・・とまあ、
こんな感じのお産だったのですが、
その後はすくすくと、
特に大きな病気やけがはせずに
成人した息子。
人一倍気が長く、
人に怒る、ということを
しない子なのも、
自分の生まれる日を
のんびり決め、
マイペースに生まれてきた
からかな・・
と思います。
とはいえ、これから
社会に出て、
大人として扱われる
のですから、
辛いこと、
悔しいこと、
悲しいこと、
たくさんあると思います。
息子だけでなく、
今年成人となられた
120万人の皆さんに、
幸あれ!
と心から思います。
なんだか、長々と
全く米粉と関係ない
ことを書いてしまいました。
お付き合いくださり、
ありがとうございます。
機会があれば、
兄とは真逆に、
アメリカで無痛分娩で
あっさり生まれた
妹の話も書こうかな。